「わざわざお教えいただき、ありがとうございます」
「先日はわざわざお越しいただき、かえって申し訳ございませんでした」
メールやSNSでやりとりしていると、
たまにこのようなメッセージをいただくことがあります。
私は素直に「あっ、この人の役に立てたのかな」と
受け止めるよう努めていますが、人によっては
「自分のしたことは、ありがた迷惑だったのだろうか……」
と感じることもあろうかと思います。
そう。「わざわざ」って、結構受け取る側のニュアンスとしては、
難しい日本語なんです。
同じような意味を持つ言葉で「ご丁寧に」も同様です。
なので、私自身が自分からお礼のメッセージなどを
相手に送る場合には、「わざわざ」「ご丁寧に」は使わないようにしています。
上の例で言えば、
「わざわざお教えいただき、ありがとうございます」
☞「お教えいただき、ありがとうございます」
「先日はわざわざお越しいただき、かえって申し訳ございませんでした」
☞「先日は足をお運びいただき、本当にありがとうございました」
のように、わざわざを抜いたり、「本当に」といった言葉を使って
感謝の表現に変えてみるだけで、随分と受け止める側の心象が変わります。
考え方は、簡単!
自分がそのメッセージを受け取った時にどう感じるかを考え、
気持ちの良い表現にすればいい。それだけです。
ぜひ、実践してみてください。間違いなくあなたの印象は良くなるでしょう!
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