先日(8日)、今年も無事に誕生日を迎えました。
人生100年時代とはいえ、ある程度の年齢になると
やはり歳はとりたくないもの。
ましてや、今年はどこまでコロナ禍が続くのか
先の見えない混沌とした世情ですから
寝起きの気分としては、近年にも増して
すぐれないものでした。。
それでも、SNSなどでお祝いのメッセージを
いただいたりすると、心がほんわかとなるものです♪
家族も「誕生日が4カ月(家族で)続くから、
お祝いはしなくていいよー」
と伝えたのに、くら寿司のテイクアウトで
寿司パーティを催してくれました。
これだけで十分すぎるくらい幸せです♡
(半分は長男の胃袋に入りましたがw)
さて、14日には39県で緊急事態宣言の解除が
安倍首相の会見で表明されました。
4月、5月は全国的に自粛モードとなり、
自宅でテレワークする企業勤めの人たちも
「家でも仕事はできるもんだな!」
と目覚めたのではないでしょうか。
これからは、仕事のスタイルも
大きく柔軟に変化していくでしょう。
ただし、勘違いしてはいけないな、と思うことがひとつ。
「変革が必要!」「乗り遅れたら負け」
という言葉に惑わされ、急いてはいけないということです。
まず、一番大事にしなければいけないもの。
それは、これまで周りで支えてくれたお客様です。
うちの会社でいえば、
介護記録ノートというロングセラー商品がありますが
こちらをもう10年以上活用いただいている
介護福祉施設の皆さまですね。
こちらは、直接働きかけることができます。
(現在ノベルティを用意しています)
それから、書籍を購入してくださったお客様。
個別に追いかけることは難しいですが、
SNS等でフォローすることはできます。
こうした大切な皆様に、感謝の気持ちを、メッセージや
あるいはちょっとしたお礼をご注文商品に添えるなどして
“絆を深める”こと。
これを怠ると、これからしようとしていることも
すべてが中途半端になります。
プライベートも同様です。
まずは家族が大事と思うなら、結束を強めることに
尽力することです。
昨日のクローズアップ現代で
星野リゾート 代表 星野佳路さんはコロナ後の
観光業の復活について、こう見立てていました。
(お客様は)まず近隣から戻ってくる。
次に、首都圏、関西圏が戻ってくる。
インバウンド(外国人観光客)が戻ってくるのは最後。
おそらく1年~1年半後となるだろう。
この意味合い、おわかりでしょうか。
確かに、インバウンド需要に支えられ、
星野リゾートはここ数年着実に売上を伸ばしてきました。
しかし、その根底にあるのは、日頃の施設運営を
支えてくれている近隣の仕入先の協力だったりします。
その人達と、地元の魅力をいま一度見直してみる。
社員を契約農家にお手伝いとして送り込み、
一緒に汗を流しながら、新たな食材開発などを考えてみる。
こうして得られた発想とアイディアに基づき、
〈コロナ後〉の世界に地図を広げていく。
その地図に真っ先にピンを挿しやってきてくれるのは、
最初は近隣の方々だということです。
新婚旅行の旅先も、最初は熱海や箱根だったのが、
やがて北海道や九州・沖縄になり、
グアム、ハワイ、そしてヨーロッパへと広がっていきました。
はじまりは「近場」だったのです。
まず原点に立ち戻る。
ここを間違えると、完全にゼロからの出発になります。
すべてを捨てて臨むのなら、それでもよいでしょう。
しかし、今のベースからステップアップするのであれば、
まず周りの人たちを幸せにすることから始める。
このことこそが、全ての軸になります。
自粛の時間、実はとても貴重な時間です。
無駄に過ごさないようにしましょうね。
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