コロナウイルスが世界的に流行してはや3年目。
当初は誰も予想だにしていなかったそのウイルスの脅威は
まだまだ2022年も猛威をふるいそうです。
大局的に言えば、2021年は
「早くワクチンを全世界的に供給・接種を促し、
コロナを収束に向かわせる」
ことに目が向けられていた感があります。
ワクチンパスポートなどちょっと行き過ぎていると
思われる政策も見受けられましたが、
何か大きく舵を切らなければ事態を改善することは叶わない
ということは、こうした状況下では必要なのかもしれません。
一方で、私自身、このような世の中の動きとは別に
コロナ禍以前から、もっと根本的なことに
目を向けなければ、世の中は病人ばかりになってしまうと
危惧していることがあります。
それは、健康寿命への一人ひとりの取り組みの甘さです。
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あなたも、おそらく毎年健康診断は受けているでしょう。
その結果を見て、「高血糖に気をつけなきゃ」
「脂ものの回数を週2回に減らそう」とか
誓いを立てることと思います。
しかし現実には、体に悪いと認識していながら
唐揚げやラーメンを好んで食べている。
夜のおかずをコンビニの惣菜で済ませている。
しかも、毎晩SNSを見ていて、
気がついたら寝るのはいつも午前0時過ぎ。
このような状況では、たとえ顕著な自覚症状がなくとも
体のあちこちの部位が悲鳴をあげています。
今から9年前、2013年の12月。
もうすぐクリスマスというある朝、
私の無二の親友がトイレで突然倒れ、
そのまま帰らぬ人となってしまいました。
翌年の2月に50歳を迎えるはずでした。
私は、彼の死をどうしても受け入れることができず
それでも帰省してお通夜だけなんとか参列しましたが、
棺の中で目を瞑る親友は、
「えっ!」とびっくりしたような表情をしていました。
その傍で、子供の頃からよく知っている彼の母さんが
ぼそっと呟きました。
「亡くなる直前、夜中に付き合いで
カツ丼とラーメン食べたんだと…」
親友は普段から誰からも好かれる人気者。
しかも、折りしも12月でしたので、
誘われると断らずに飲み会に参加していたそうです。
その4ヶ月前、お盆の帰省時には
親友ともう一人の同級生を交え食事をした際に
「今回の健康診断はとても良い結果だった」
と自画自賛していました。
それでも、油断すればこういう結果が待っている。
結局のところ、命は自分で守らなければならない。
そのことを痛感させられた友人の死でした。
それから、ことあるごとに自分の健康に
意識が向くようになりました。
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健康寿命に目が向くようになったもう一つの伏線は、
私の母、そして妻の両親の食生活です。
母は2013年に夫(私の父)が他界して以降、
82歳まで一人暮らしをしてきました。
その間、経年による目の衰えや体の不調を
訴えたことはありますが、大病はしていません。
昨年末より目と歯の治療のため療養病床にいますが
頭も足腰も同年代の高齢者より元気だと感じます。
また、義父は90歳、義母も85歳を迎えましたが
食事には最善の注意を払い、お酒もやめ
北関東の郊外で慎ましく命を紡いでいます。
そんな背景から、私自身が強く意識するようになったこと。
それは、「自己免疫力を高める」ことです。
さらに最近は、「老化を遅らせること」にも
意識が向いてきています。
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病気は、何もコロナだけではありません。
もちろん、遺伝的な要因によって引き起こされる
病気もあるでしょう。
ですが、病気になるということは、
自己免疫力が弱り、ウイルスや病気の因子に
心身が負けるということです。
ならば、それらに打ち勝つには
どうすれば良いのか。
そうです。
「自己免疫力を高める」。
このことが、寝込んだり、入院するような
病気にならずに長生きする、最も重要なテーマなのです。
このことを胸に、少なくとも私や家族、
そして大切な人々の命を守るために
いくつかのことに取り組んでいます。
その一つが、昨年11月に受検した『健康マスター検定』。
人生100年時代と呼ばれる今、職域、地域において
必要な健康知識とそれを活かすための「ヘルスリテラシー」
というスキルを身に付けたものに与えられる資格です。
文部科学省や日本医師会も後援しており、
一般の社会人が取得できる健康関連の資格としては
最も信頼のおけるものであると捉え受検しました。
初めての受検では、まず「ベーシック」をクリア。
次回は「マスター」を取得し、次のステージに進みます!!
自分のできることには限界があるかもしれません。
あなたがもし私の考えに賛同してくださるなら、
学んだ知識を享受していきたいと思っていますので
たまに覗いてみていただけると嬉しいです。
では、また。
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