今朝、行きつけのcoffee shopで、
なんとラオス🇱🇦の豆で淹れた
コーヒーをオーダーしました。
豆の品種はティピカ。
ウォッシュドで少し寝かせた豆を使った
珠玉の1杯です。
以前も別の話題で少しだけご紹介しましたが、
私が勤務するオフィスの階下には
天草のcoffee shopがありまして、
週に一度は利用しているんですね。
店名は「赤い月珈琲」。
東京では唯一の店舗です。
おそらくは、同じビルにオフィスを持つ
彼の方(料理の鉄人、くまモンでお馴染み)の
手引きによるものと思われます(^ ^)v
・・・・・・・・
そのcoffee shopは、ちょっと他の珈琲店とは
毛色が違います。
というのも、お店を任されているお兄さんが
相当なコーヒーマニアなのです。
通常のお客さんはブレンド(290円)を
オーダーされるところ、
私はワンコイン(500円)を渡し、
そのお兄さんのおすすめコーヒーをいただきます。
そうすると、お兄さんは豆を挽いて
淹れてくれるので、3分くらいの時間が生じます。
その間に、お兄さんに質問しまくり情報を引き出す、
というのが密かな楽しみなんです(^-^)♪
編集者の悪い癖ですね(笑)
実は、2カ月ほど前から
「今ラオスの豆を寝かせている」
という情報を耳にし、心待ちにしていたのです。
でも、お兄さんも特にアナウンスはしないので、
聞かないとわからない。
詰まるところ、「裏メニュー」的な1杯なんですね。
で、今日ストレートに
「ラオスのコーヒって今飲めますか?」
と尋ねたところ、お兄さんはニコッとして
「はい」と返答してくれました。
もちろん、私は最初からこれ一択でした🤗
今回特別に、コーヒーを淹れているシーンを
撮らせていただきました。
ローストナッツのような香ばしいフレーバーが、
鼻腔の奥まで染み渡る。たまらなく幸せな瞬間です❣️
お兄さん曰く、
「このコーヒーは冷めても美味しいんです」
ほんとに美味しいコーヒーというのは、
時間が経過しても味が落ちないのだそうです。
で、試しに、お昼ご飯を食べ終えた時に
少し残しておいたこのラオス珈琲を
口にしてみたところ・・・
おおっ、冷めてもしっかりコクがある☕️❣️
ワンコインで3時間、楽しめました♪
ちなみに、淹れたてのラオスコーヒーは
酸味が効いていてなかなかパンチ力あり👊
キリマンジャロ好きの私には、
とてもお気に入りの1杯でした☕️
さて、ここからが本題です。
オフィスにはポットがあるので、
お湯を沸かせば、20パック400円の
ドリップコーヒーで済ますこともできます。
でも、ときどき前述のように
店員さんとおしゃべりも楽しみながら
1杯で500円するコーヒーが飲みたくなる。
ランチのお弁当と同じ値段です。
どうしてだと思いますか(・・)?
・
・
・
そう。
非日常的な時間・空間を味わいたい
からです。
同じ珈琲でも、1杯20円と500円では、
味わえる世界の広さがまったく異なります。
もちろん、違いがわかればの話ですが。
きっとあなたにも、覚えがあるでしょう。
旅に出たいとか、高級ホテルに泊まりたいと
感じる時の心の底には、
「日常では味わえない感覚に酔いしれたい」
という気持ちが宿っているはずです。
そして、そういう非日常が味わえる時間には、
普段自分の中で律しているボーダーラインよりも
多くのお金を投入していませんか?
非日常を演出するモノ+サービス(おもてなし)。
これはもう、ディズニーランドの世界ですね。
最強です。
この感覚をうまくビジネスに取り入れたら、
少なくとも3年はファン化できるでしょう。
ただし、ワクワク感を萎ませないための
努力は必要になりますが。
例えば、このcoffee shopであれば、
お兄さんは常に“隠し玉“たる豆を
用意していかなければ、離れていってしまう
お客さんも何割か出てくるかもしれません。
でも、元々珈琲好きですから、
そんなことは苦にはならないでしょう。
むしろ、お店の出店が続くかどうかの方が気になります。
飯倉交差点近くに来たら、ぜひ寄ってみてください。
イートインはありませんが、東京タワーまで歩いて3分です!
(営業は平日のみですのでご了承のほど🙇)
最後に、もう一つ。
身近に“非日常”的な時間や空間を持っていると、
不思議なことに、日常の時間も楽しくなってくる、
という相乗効果が生まれるんです。
これを「メリハリ」と呼ぶ人もいます。
こんな楽しみを一つ、二つ持つだけで
1週間が180度変わります。本当ですよ。
では、また!
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