あれは、7月13日(水)のお昼どきのこと。
スコールのような大雨がアスファルトを叩きつける中、
ランチを買いに東京タワー近くのワゴンに
向かいました。
が・・・なんとクローズ。
うーん、困った。
この雨の中、あまり出歩きたくないし……。
そんなことを考えながらも、私の足は
すでに飯倉交差点(東京タワーとは反対方向)
に向かっていました。
なぜなら、その交差点の一角には
平日は日替わりでワゴン車が
ランチを販売しているからなんです。
信号が変わり、道の真ん中辺りまで来ると
なぜか今日のワゴンのお兄さんと
目が合いました。
時刻は11時半過ぎ。客待ちはゼロ。
メニューは3種類のチキンライスで、
トッピングが2種選べて700円。
私はトマトソースベースの
チキンオーバーライスをオーダーし、
お兄さんが盛り付けをしている間
ここに来た経緯を話し始めました。
すると、
「今日はこの雨でなかなかお客さん
来ないんですよねー。ありがとうございます」
と言い添えながら、
「トッピング1品おまけしておきますね!」と
お願いした2品(目玉焼き、ザワークラフト)
の他にサラダを添えてくれました。
それが、こちらです↓
以前も話したかどうか、
私は編集者を生業としていながら
大の人見知りです。
そのせいか、初対面の人でも
その人が誠実か、傲慢か、
他人に関心があるかどうか等
ほぼ一瞬で見抜きます。
(見抜けないときもあります笑)
このワゴンのお兄さんは
信号を渡りながら目があった瞬間から
「あっ、この人話せる♪」
と直感、見事大アタリでした。
・・・・・・・・
そして、今日。
1カ月以上間を開けて、再びワゴンへ。
またまた横断歩道を渡っている途中で
お兄さんと目が合いました👁🗨
前回と同じメニューをオーダー後
「しばらく来れなくてすみません」
と挨拶したら、
「いえいえ。大雨の中来てくださいましたよね!」
と覚えていてくれたんです。
いやっ、これはかなり嬉しかったですね。
覚えられていない時は
全く相手の記憶にないこともありますから。
しかも、お兄さんは毎日何十人ものお客さんと
接しているわけで……。
それを覚えていてくれるなんて、
セレンディピティに近い感覚です。
もちろん、雨の中をやってきたということが
記憶に残る要素として記憶に焼き付いた
のかもしれませんが(^ ^;)
こんな具合にひと通り経験してきた中で
一つ明快な傾向が見えました。
話していて、「あっ、この人は相手に
関心を持って接するタイプだ」
と感じる人は、2度目に会った際にも
ほぼ私のことを思い出してくれる。
関心がまったく別のところにあるな、
と言う波動が伝わってきた人は
自分にはベクトルが向いていないので
記憶の片隅にも残っていない。
実際、2回目にその人と会った時に
初対面の時の直感どおりだな、というケースは
私の場合、ほぼ100%に近いです。
その時に一番ものを言うのは、「目」ですね。
目は口ほどに物を言うとはよく言ったものです。
ランチワゴンのお兄さんは、
その意味では初対面から「壁」を
取り下げて話しかけてくださいました。
これ、サービス業に就いていれば
ごく当たり前のことなのですが、
意外とできていないケースに出くわします。
実際、コンビニや大型量販店で
買い物袋をカゴに入れて出しているのに
「袋はどうしますか?」と聞いてきたり、
接客中目すら合わせようとしない店員に
当たったこともありました。
でも、裏返すとこのことは自分の行動にも
当てはまるんですね。
これまでに何百人もの人たちに取材や営業で
意識的に相手の目を見て話すことを念頭に
接してきているので、自分は大丈夫と思いながらも、
意外と、ただ目を合わせているだけなのではないか。
そう考えたら、ドキッとしました。
今一度、ちゃんと相手に目も心も向けて
話すことを意識しよう。
そんなことをふと思いながら、
今日もボリュームタップリのチキンライスに
舌鼓を打ちました。
ローストチキンの焼き加減が絶妙でした!
これは3度目もまたリピですね♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪
では、また!!!
コメントをお書きください